\京都のホームページ制作/
無料
相談
LINE
相談
Blog

ホームページのサーバーは自社契約が鉄則!

Web制作・AI活用・SEO対策などの情報をお届けします

ホームページのサーバーは自社契約が鉄則!

ホームページのサーバーは自社契約が鉄則!

ホームページを運用する上で、意外と見落とされがちなのが「サーバーを誰の名義で契約するか」という問題です。

まず結論からお伝えすると、ホームページを設置するサーバーは、自社(自分)で契約し管理するべきです。
というのも、制作会社にすべて任せてしまうと、いざという時に大きなトラブルへ発展することがあるためです。

特に深刻なのは、

制作会社に任せると、乗り換え時にトラブルが起こりやすい

というものです。

この記事では、レンタルサーバーを自社で契約・管理すべき理由と、起こりうるトラブルまで詳しく解説します。

なぜサーバーは自社で契約・管理すべきなのか?

ホームページにとってサーバーは、いわば「家を建てる土地」のようなものです。
その土地を自分名義で持っているか、他人の名義になっているかで、いざという時の自由度がまったく変わってきます。

ホームページ制作を外注する場合、サーバーを制作会社名義で契約してもらうことも多いです。
また、制作会社自身が所有するサーバーに自社のホームページを設置するというパターンも非常に多いです。

こういった運用は、表面上は問題ないように見えても、制作会社を乗り換えたい、運用方針を変えたいといった場面には大きなトラブルになることもあります。

そのため、レンタルサーバーを利用する場合には、必ず自社で契約を行い管理するようにしましょう。
また、制作会社のサーバーを間借りしてホームページを設置するのも避けるようにしてください。

制作会社にサーバー契約を任せると起こりうるトラブル

制作会社にサーバーの契約・管理を任せた場合、主に以下のようなトラブルが起こりえます。

  • 他社へ乗り換える際、引き継ぎでトラブルになる
  • そもそもデータを渡してもらえないことがある
  • コントロールパネルにアクセスできず、運用が止まる
  • 名義変更や解約の手続きに時間とコストがかかる
  • SEO評価がリセットされるリスクがある
  • 制作会社と連絡が取れなくなった瞬間にサイト運用が詰む
  • 日常的な更新作業も制作会社経由で煩雑になる
  • ドメインも制作会社名義だと、最悪ドメインを失う

それぞれのトラブルについて、詳しく見ていきましょう。

他社へ乗り換える際、引き継ぎでトラブルになる

最も多いトラブルが、制作会社を乗り換える際の引き継ぎ問題です。

「現在の制作会社の対応に不満がある」「もっとスピード感のある会社に依頼したい」など、制作会社を変えたいと考える場面は意外と多いです。
ですが、サーバーが制作会社名義だと、引き継ぎ作業がスムーズに進まないことがあります。

たとえば、契約書を確認していなかったために、サーバーの引き渡しに追加費用を請求されたり、引き継ぎ自体を渋られたりするケースもあります。
特に関係がこじれた状態での引き継ぎは、想像以上に労力と時間がかかり、ストレスでしかないです。

そもそもデータを渡してもらえないことがある

最悪のパターンが、ホームページのデータそのものを渡してもらえないというケースです。

「契約上、データの引き渡しは行いません」と言われてしまえば、それまで蓄積してきたコンテンツやお客様情報がすべて使えなくなってしまいます。
こうなると、ほぼゼロからホームページを作り直すしかありません。

これは、契約書や利用規約の内容を事前にしっかり確認していないことが原因で起こります。
契約を結ぶ前に、データの所有権や引き渡しの条件を必ず確認しておきましょう。

コントロールパネルにアクセスできず、運用が止まる

サーバーが制作会社名義だと、サーバーのコントロールパネル(管理画面)へのアクセス権限も制作会社が握っている状態になります。

そうなると、

  • サーバーの設定変更
  • バックアップの取得
  • SSL証明書の更新
  • メールアカウントの追加・変更

といった作業が、すべて制作会社経由でしか行えません。
ちょっとした変更でも毎回連絡を取らなければならず、対応待ちで運用が止まることもあります。

名義変更や解約の手続きに時間とコストがかかる

制作会社が契約したサーバーを引き継ぐ場合、サーバー会社への名義変更手続きが必要になります。

この手続きには制作会社の協力が不可欠で、対応が遅れるとそのまま時間が過ぎてしまいます。
さらに、レンタルサーバーの解約は「翌月末解約」など、解約タイミングが決まっていることが多く、無駄な利用料が発生するケースもあります。

SEO評価がリセットされるリスクがある

サーバーやドメインを変更してホームページを移転する場合、SEO評価の引き継ぎに注意が必要です。

特にURL構造が変わるような大きな移転では、301リダイレクト(転送設定)を適切に行わないと、検索エンジンからの評価がリセットされてしまうことがあります。
そうなると、これまでコツコツ積み上げてきた検索順位が急落するリスクも。

制作会社との関係が悪化した状態で乗り換える場合、こうした技術的な引き継ぎ作業が雑になりやすい点にも注意しておきましょう。

制作会社と連絡が取れなくなった瞬間にサイト運用が詰む

意外と見落とされがちなのが、制作会社そのものが廃業・倒産するリスクです。

サーバーもドメインも制作会社名義だと、相手と連絡が取れなくなった瞬間に、サイトの更新も移転もできなくなります。
また、担当者の連絡先しか知らない状態で担当者が退職してしまった、というケースも実際にあります。

自社で契約していれば、最悪制作会社がなくなっても、別の制作会社に引き継いでサイトを維持することができます。
こういった点でも、サーバーは自社で所有しておくというのは非常に大きなメリットになります。

日常的な更新作業も制作会社経由で煩雑になる

トラブルとまではいかなくても、日常運用の柔軟性が大きく下がるのも大きなデメリットです。

例えば、「新しいメールアドレスを発行したい」といった些細な作業も、制作会社経由でないと進められない場合もあります。
その都度、依頼→対応待ち→確認、というやり取りが発生し、運用スピードが落ちてしまいます。

ドメインも制作会社名義だと、最悪ドメインを失う

サーバーと同じく重要なのが「ドメイン」の契約です。
ドメインも制作会社名義になっていると、移管できずに使い続けられなくなるケースもあります。

ただし、ドメインに関する詳しい話は別記事で詳しく解説する予定なので、ここでは「サーバーと同じくドメインも自社名義で契約するのが基本」とだけ覚えておいてください。

自社管理でも技術的な設定は制作会社に任せてOK

勘違いしないで欲しいのは、「自社で管理」というのは、あくまで契約のことです。

ホームページを公開するにあたっては、実際に様々な作業がサーバー側でも発生します。
その際、技術的な設定は基本的には制作会社に任せます。

つまり、契約の主体は自社技術的な作業は制作会社に依頼するという役割分担が一般的です。

制作会社に任せる技術的な作業の例

サーバーを自社で契約しても、以下のような技術的な設定作業は制作会社にお願いできます。

  • ドメイン設定
  • SSL設定(https化)
  • WordPressのインストール
  • サーバーの初期設定
  • メールアカウントの設定
  • バックアップの設定

専門的な作業は制作会社に任せつつ、サーバーは自社で所有するという形です。

制作会社に渡す情報

技術的な作業を依頼する以上、制作会社には一定のアクセス権限を渡す必要があります。
具体的には、以下のような情報を共有することになります。

  • サーバーのコントロールパネルのアカウント(ID・パスワード)
  • FTPアカウント(FTPサーバー・ユーザー名・パスワード)

これらを渡すことで、制作会社はサーバーとドメインの紐づけなど、ホームページの公開に必要な設定を行えます。
また、WordPressのインストールやファイルのアップロードなどの制作作業もできるようになります。

渡したアカウントの管理にも注意

制作会社にアカウント情報を渡したあとも、いくつか注意点があります。

  • パスワードはメモやスプレッドシートで自社でも必ず保管しておく
  • 制作会社との契約終了時は、速やかにパスワードを変更する
  • 不要になったFTPアカウントは削除する

特に契約終了時のパスワード変更は忘れがちなので、要注意です。

まとめ

ここまでお伝えしてきたとおり、ホームページの公開で使用するレンタルサーバーは、自社で契約・管理するのが基本です。

最後にポイントをまとめておきます。

  • 制作会社にサーバー契約を任せると、乗り換え時の引き継ぎやデータ受け渡しでトラブルが起こりやすい
  • コントロールパネルにアクセスできず、日常運用や緊急対応も制作会社頼みになる
  • 自社で契約しても、技術的な作業は制作会社にお願いすればOK
  • 「契約は自社・作業は制作会社」という役割分担が理想的

ホームページは、長く運用していくほど価値が積み上がっていく資産です。
その土台となるサーバーは、ぜひ自社の名義でしっかり押さえておくようにしましょう。

そうすることで、将来制作会社を乗り換えたくなったときも、運用方針を変えたくなったときも、自由に動ける状態を保つことができます。